ロシアや中国の動向やトランプ関税が問題になっているが,この解決は今の彼らには難しいと思う.なぜなら根本的な問題は彼らの中にあるからだ.
ロシアや中国は,まず何より民主化政策をとらなかったこと,加えて経済政策の失敗だ.自分たちの政策の過ちを認めたくないがために,その原因を他国の動向にすり替えて,外国への軍事行動をとり,それを正当化しようとしている.だから,彼らとの取引はほとんどが意味を持たないことになると思う.一時的な譲歩を引き出せても,すぐに内政が行き詰まるから,同様の行動をとらざるを得ない状況になってしまう.
トランプ関税で問題になっているアメリカは,自国の産業政策の失敗,というかすべてをコストベースで考えてしまって,より安く作ることだけを優先してしまった結果,産業が空洞化してしまったということなので,そこを何とかしたいなら,外国との関税で取引することよりも国内産業の発展・充実政策を前面に進めるべきだろう.また,過度に行き過ぎている(とも思える)サービス貿易収支の黒字について,それを守り強化する施策にこそ重点を置くべきだろう.もしサービス部門までピンチになったら,もう取り返しがつかなくなってしまうのだから.
